団塊の世代が高齢化していく中、年間の死亡者数が大幅に増加します。そのピークは2038年と予想されています。大阪地域医療ケア研究会では、「2038年度問題を見すえて、終末期医療と介護を考える」という年間テーマを設定して考えてきました。 今回の研究大会では、暮らしの中で生まれ、暮らしの中で生き、暮らしの中で亡くなっていくことの意味を考えながら、医療従事者と介護従事者がどのような役割を果たせばよいのか実践報告を行います。又、在宅における看取りケアの現状や地域における施設の役割について問題提起します。 また、その人らしい暮らし方の実現には、家族介護に頼らない「介護の社会化」が不可欠です。変容していく家族と地域の中で私たちはいかに少子高齢化の時代をしたたかに生きるかを考えたいと思います。
・場 所 ヒューマインド(大阪府福祉人権推進センター) ・参加費 会 員 2,000円 非会員 3,000円 (後援団体は、会員扱いと致します) ・対 象 どなたでも参加していただけます。 ・主 催 大阪地域医療ケア研究会 http://www.humind.or.jp/ocmc/ ・共 催 在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク