暑中お見舞い申し上げます。
ひまわりも暑そうに咲いているこのごろです。 皆様お変わりございませんか。しばらくご無沙汰いたしました。
クリニックの松樹会の行事の報告になりますが、7月10日に恒例の「七夕祭り」を行いました。
第一部では「理解できたかな?介護保険」のタイトルで、インターネットから引き出した最新情報で私がつたないお話をさせていただきました。まだまだこれから決まったり変わったりすることも多くわかりにくいこともありますが、大体のことはおわかりになったかなと思います。
@40歳以上の方は皆さんサービスを受ける受けないにかかわらず介護保険料を払いつづけなければならないこと
Aそしてその額は収入に応じても市町村によっても違うこと(約ひとり平均2880円前後)
B40才から65歳までの方、特定疾患の方以外はサービスを受けられないこと
Cさらにサービスを受けたらその金額の1割を自己負担つまり支払わなければならないことなどと
D申請の方法
Eケアマネジャーの仕事などについてお話しました。
その後はコーラス部の皆さんと「七夕さま」「浜辺の歌」「砂山」「海」「瀬戸の花嫁」「ふるさと」などを大きな声で元気に合唱、最後はビンゴゲームで楽しい時間を共有しました。
ところで最近ちょっとうれしいことがありました。和歌山県の方で寝たきりの家族の介護をしておられる方から突然お電話がありました。
患者さんの床ずれが悪くなってポケットができ手術を勧められているが何とかいい方法がないものだろうかと、私の書いた本を手がかりに電話してこられたのでした。お話からすると少し感染もありとりあえずバリダーゼをガーゼにしませてポケット部に入れるようにしたらいかがですかとアドバイスさせていただきました。
それから毎日のようにお電話で報告およびご相談があり4〜5日後に届いたお手紙では目に見えてよくなっているとのことで職員も大喜びしております。
みんなで和歌山まで往診ツアーに行こうかしらなどと話がはずんだりする最近ですが、テレビ電話を利用した遠隔地医療をすることになりました。患者さんの全身状態や床ずれの状態がテレビ電話で見ることができ、ズームアップも可能なので拡大してみることもできます。データも記録できますし、静止画像で保存も可能です。近くに主治医が居られるので治療方針などをアドバイスすることによって連携ができそうで楽しみです。
このようにどんどん医療の分野も変革を遂げようとしています。
またの報告をお楽しみに。
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