介護保険
 

● 公的介護保険 ●


提供:第5回播磨ホスピス在宅ケア研究会 講演会より抜粋

[1]介護保険の概要

1.運営主体:市町村 (3200 あまり)
2.加入者:65歳以上  (第1号被保険者)、保険料は全額負担
    自治体が自由に保険料を設定できる
40〜64歳(第2号被保険者)、保険料は企業と加入者が折半する
    組合健保加入者は扶養者分も含め3400円(本人負担は1700円)程度
3.保険料: 2000年         2500円程度(基準額)
2005年         2800円
2010年         3500円
・「市町村の整備状況に応じて保険料を変更してよい」
・新ゴールドプランの4割程度の水準を提供できる場合は2500円
それ以上あるいはそれ以下の場合には、適当に変更してもよい

具体的には
65歳以上の人

 基準額
 老齢福祉年金受給者
 住民税非課税(世帯)
 住民税非課税者(本人)
 住民税課税者
 住民税課税者(高額な場合)
2500円
1250円
1875円
2500円
3125円
3750円

40歳以上65歳未満の人
 健康保険組合加入者
 政管健保加入者
 国民健康保険加入者
3400円
2600円
2400円

企業や国が折半するため、本人の負担はそれぞれの半額となる。
などの、さまざまな推測がなされている。
4.支払方法: 65歳以上    年金支給が月額3万円以上支給されている者・・・天引き
                      3万円以下・・・市町村が個別徴収
40−64歳   医療保険料と一緒に支払う
5.利用料: 介護費用の1割
6.サービス: 受けられる者
・「要支援」、「要介護」と判定された65歳以上の障害者、寝たきり老人や痴呆の高齢者
・40−64歳で老化に伴う疾患(脳血管障害など)で介護が必要と判定された者老化に関係しない障害を持つ者は、従来通り公費での障害者保障となり、介護保険は適用されない

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