● 米国アシステッドリビング業界の成長と危険 ●
米国におけるアシステッドリビングホームについて4回にわたり『りふぁねっと』に掲載してきましたがお読み頂いた方にとって何かの参考になりましたでしょうか。
アメリカは皆さんがご存じのようにとてつもなく広く、日本以上に様々な考え方や文化があります。アシステッドリビングホームは高齢者だけでなく、人間に対する優しさから生まれてきたことがおわかり頂けるかと思います。グループホームが発展しアシステッドリビングホームにと姿を変えアメリカの高齢者ケアの考え方まで変えようとしているこのアシステッドリビングホームには本当に驚かされます。
今日まで主流だったナーシングホームがアシステッドリビングホームにと変わって行く背景はすでに前回までの『りふぁねっと』で説明させていただきましたが、決して誤解してはならないのはアメリカにおけるナーシングホームが悪いものではなく、アメリカの保健福祉計画に選択肢がなかった点に問題があったと言うことです。今後アメリカは、アシステッドリビングホームとナーシングホームの共存共栄により、それぞれの役割を果たして行くのではないかと思います。 |
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