ケニヤ・タンザニヤ紀行


●2002 7・27 晴れ

 早朝から目覚めて美しいクレーターの眺望にわれを忘れる。昔、30年前に、Mr. Paul Rolentzen の家族と訪れたことを思い出す。あのころは恐れを知らなかったからコロナで訪れたものだ。クレーターにはホテルからランドローバーで行き、サイの親子にアタックされたことが昨日のようだ。当時は動物も多く、ロッジは今と同じWildlife Lodge だったけれどもっと新しかったと思う。そういえばマサイマラのKeekolock Lodge も新しかった。建国後わずか6年だったのだから。それにしても雰囲気は変わらない。山の上だからいささか気温は低いが、さわやかといったところか。

早朝からサファリに出かける。この地域は保護区であり、国立公園と違って、動物のすぐそばまではなかなか行けない構造になっている。以前のNgorongoro Craterはもっと動物に近づけたのに歯がゆい感じだ。実際我々は子持ちのサイに体当たりを受けたものである。それでもフラミンゴには近づけ、その糞のにおいも含めて懐かしかった。今回はWhole Day Safariでランチボックスを持って回る。途中にトイレが作ってあり、昼時にはその一つで池のそばにある休憩所で食事をとる。紙箱にローストチキン、パン、りんご、バナナ、クッキーが入っていてそれほどおいしいものではないが、Tusker Beerがあるので少しは満足。Kite(トンビ)がチキンを取りにくる。植田先生のお嬢さんがやられた。

午後はヒポの池などを回ってホテルに戻る。夕方の食事は相変わらずバーベキューと魚などのビュッフェスタイルで味も変わりがない。アクロバットダンスがあり、なかなか面白い。日本ででも通用しそう。夜は冷えるが星は相変わらず満天であり、すばらしい。 明日はセレンゲッティまでのドライブで楽しみである。


-5-

[ INDEX ] [ BACK ] [ NEXT ]


[ TOPICS ] [ NEWS ] [ 医療裁判報告 ] [ INFO ] [ HOME ]