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● ナーシングホームとアシステッドリビングホームとの違いA ●


Room  ナーシングホームとアシステッド・リビング・ホームとの大きな違いは、"病院的環境化≠ニ家庭的環境化≠ノあります。ナーシングホームにおいて、高齢者のケアが医療面、保護面でのニーズにかたより、入居者の自立とプライバシーをないものにしてしまいました。そのため、特に自立されている高齢者を抑制してしまい、逆に精神的ストレス等により様々な疾病が発生し医療的ケアを必要としなければならなくなるのです。

その理由は、ナーシングホームが疾病や障害を持っている方のために造られたホームだからです。24時間の医療的看護を必要としない方などにとっては、ただ窮屈な空間でしかないのです。医療化されたホームということで、いざというときの安心はあります。しかし、ほとんどの方には医療的ケアは必要はなく、毎日、注射や医師による診断が必要な方は、ごく限られた方だけなのです。

ですから、ナーシングホームを利用する方は、急病もしくは障害が重く、医療的ケアが必要な方だけに提供するべきなのです。では、アシステッド・リビング・ホームの家庭的環境化では、どのようなケアサービスが提供されているのでしょうか。

game ホームによって様々なサービスが用意されていますが、第一の特徴としては、一人ひとりにプライバシーを守れる各居室があるということです。誰にも気兼ねせず、自分の時間を持つことのできる自立した空間が用意されているのです。みんなと一緒に居たい方は、各階にあるリビングルームやパーラーなどでお話しをしたり、ゲームを楽しんだりすることができます。

また、ホームが用意しているアクティビティーに参加してもいいですし、一人で静かに読書を楽しむのも各個人が決めることなのです。選択権はホームにあるのではなく、ご利用する方にあるのです。
また、自立した生活が困難になった場合でも心配はいりません。ケアニーズが高くなった場合でも別の場所に移る必要はないのです。もし、治療が必要なら、病院に入院し病気を治してからまたホームに帰ってくることが可能なのです。

また、病院には入院せずにホームで治療を受けたいのなら、医師の指示による訪問看護を受けることも可能です。この考え方は、普通の家庭と同じなのです。アシステッド・リビング・ホームでは、常時の医療は必要ないと考えています。そして、必要なときに必要な方だけに用意するものだと考えられています。

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