welfare
 

● 米国アシステッドリビングホーム・ケーススタディー A ●


 SUNRISE of FREDERICK

 * スペシャルニーズ・プログラムの提供

 全てのサンライズアシステッドリビングホームでもそうであるように、フレデリックの入居者の45%に痴呆症が見られ、75%にはわずかな痴呆の傾向が確認されています。ホームの3階は、行動に何らかの問題がある入居者のためのスペシャルニーズプログラムフロアです。危険を伴うような徘徊がある、食事の際に著しい問題を起こす、会話が不可能または激しい暴言がみられるといった入居者が、このフロアで生活し、一定量以上の注意を配られることになります。

ケアレベルの増加に従って、特別なフロアを持つことの社会生活上の利点も同じく増加します。大多数の入居者は出入り行き来が自由ですが、それに増して全ての入居者が交流することは、高く奨励されています。ただ、実際的な立場から、ダイニングエリアは別々に設けられており、午後7時から9時の間は、3階の入居者の行動範囲は3階のみに限定されています。この方針は、痴呆がある入居者が快適に過ごせるようにするためにフレデリックに許されたもので、彼らを隔離するための性質のものではありません。また、入居者の言動や行動がナーシングホームへの移動を余儀なくされるほどに激しく悪化するようなことは滅多にありません。

入居者の機能的な障害に関わらずに彼らが交流できるようにする方法を探すことは、哲学的にも理想であると思います。実際に、ホーム運営上及び財政上から、フレデリックのように入居者のニーズに合わせて仕立 てた環境の中で特別なサービスを提供するホームは、成功するはずだと思います。

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