「悪性腫瘍」と「がん」について●
「悪性腫瘍」はまた「悪性新生物」とも言われます。
モルヒネについて
この欠点を改造する目的で、MSコンチンという薬剤ができました。MSコンチンは服用しますと体の中で時間をかけて溶け、ゆっくり作用し約12〜14時間効果が持続します。また苦みがありません。
一方注射薬は、一度に筋肉注射や静脈注射をしますと、体の中のモルヒネの濃度が急速に上がり、治療効果に必要以上のモルヒネが体内に入ることとなり、モルヒネにまつわる色々な副作用っが出現します。施設ホスピスや在宅ホスピスでモルヒネの注射薬を使用する場合には、持続的に一定のスピードで注射のできる
ポンプを使ったり、中心静脈栄養の点滴の中に入れ、痛みを取るのに必要かつ十分量をゆっくり注射します。そうすると、眠気や目眩、呼吸抑制といったモルヒネの体にとって悪影響を与える副作用の出現無く安全にモルヒネを使用することが出来ます。
痛みの評価
そして痛みの度合い(スケール)は、あくまでも治療効果について、患者さん、医師、看護婦の共通理解のための道具として使うことが必要です。
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VAS(visual analogue scale)
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Face scale
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0:全く痛みがなくとても幸せ 1:ちょっとだけ痛い 2:それよりも少し痛い 3:もっと痛い 4:かなり痛い 5:必ず泣くほどではないが、想像できる最も強い痛み |
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