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プライマリ・ケア教育連絡協議会若手WGの活動について


  プライマリ・ケア教育連絡協議会では、一昨年、Generalistの近未来像について若手の意見に謙虚に耳を傾け、次世代を担う彼らの意思表明の場を提供するとともに若手の斬新な発想を反映させた提言を行いたいと考え、プライマリ・ケア、家庭医療、総合診療の各領域で活躍中の若手医師に呼び掛け、ワーキング・グループとして自由闊達な討論を行い、提言をまとめるよう委嘱しました(若手WG)。
 若手WGは、その後、さまざまの機会に会合を持つとともにメーリングリスト等を通じてGeneralistのあり方についての議論を深化させてきました。その活動の端緒ともいえるプロダクトが本HPに掲載されているポジション・ペーパーです。
その後、プライマリ・ケアに関連する各学会で後期研修のあり方についての議論が急速に本格化し、且つ、プライマリ・ケア関連3学会の統合をも見据えた合同会議も頻回に開催されるようになり、今年7月からは日本医師会も交えた4団体で、生涯教育としての「総合医」認定のあり方についての具体的検討が開始されるに至っています。
 このような現況に鑑み、プライマリ・ケア教育連絡協議会として改めてWGのあり方について検討したところ、当面、若手WG の活動は休止し、各学会内で後期研修のあり方についての議論を深化させることが先決、との結論に達しました。
 上記のような協議会の判断を受けて、この間さまざまの討論を積み重ねてきた若手グループは、参加者の大多数の自発的意思により、generalistのあり方を継続的に討議してゆく独自のグループとして再出発することになり、既に、HPを立ち上げ、ワークショップを企画するなど、積極的な活動を開始しています。
(グループの略称は”GPEP"、関心をお持ちの方はHP http://gpep.umin.jp をご参照ください)
 プライマリ・ケア教育連絡協議会としては、新しく出発したGPEP集団の熱い議論を温かく見守りつつ、機に臨んでは支援、協力してゆきたいと考えています。

2007年9月1日
プライマリ・ケア教育連絡協議会
世話人 小泉俊三

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