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● 米国アシステッドリビング協会 ALFA A ●


 私にとってこれらの誓いは、ただの言葉などではありません。これらは、私の会社が我々の入居者と関わる時の基本なのです。そしてこれらの誓いや概念が多くのALFAメンバーによって共有されているということを私は誇りに思います。

 我が国の政府がヘルスケアの制度改正について重要な討議を続けているように、我々ALFAのメンバーにおいてもナーシングホームで提供される24時間の医療的ケアを必要としない人たちへのケアの方法について、我々のアシステッドリビングとどこが違うのかを考える必要があるのではないでしょうか。また、我々は、全ての人々が長期ケアにかかる費用を自分自身の財産から捻出するのか、税金からの援助を得るのかも考えなければなりません。私達は入居者やその家族がケアに関して決定したことや、実際上彼らの選択の結果として生じるリスクマネージの共有についてそれぞれの決定を引き受けなければなりません。そして私達は、尊厳と尊敬および最大の独立を強調し、質の高い生活を提供すると約束しなければなりません。

 アシステッドリビングは、住居と各個人への援助、選択を勧め、リスク管理をし、個人の尊厳を讃えながら、サポートサービスとヘルスケアを提供することの組み合わせです。アシステッドリビングは、同じ立地条件下にあるナーシグホームと比較すると、コスト面でも節約でき、全ての人に対してその有効性と、この住居が持つ生活に対する独自の哲学を拡げることは、我々の使命なのです。そして、我々はこの使命を達成するためにも、次のような問題を掲げ、解決していかなければなりません。それは、財源とプログラムの監督についてです。

 ■私達がどのようにすれば、長期ケアを必要としている全ての人々が、所得の
  水準に関わらず利用できるのか?
 ■アシステッドリビングホームを全米各所に作るための建築等の財源をどう
  やって用意するのか?
 ■納税者として考えた時、入居への費用が払えない人々のために、私達はどれ
  だけの額を助けてあげられるのか?
 ■私達は、低所得で政府からの助成金を受ける人たちに、どのような基準を
  おけばいいのか?
 ■自分自身でアシステッドリビングの費用が支払えない人達の為に、私達は   どこからその費用を見つけてくればいいのか?
アシステッドリビングの哲学についてはどうでしょう。

 ■私達はどのようにして入居者の多様性や個別の選択、リスクマネージを
  尊重し、保っていくのでしょうか?
 ■私達は消費者保護と安全な生活の保証を要求されながら質の高い生活と
  いうアシステッドリビングの哲学を保ち続けられるのでしょうか?
 ■どの程度のレベルの政府の関与を奨励し、又、受け入れるのでしょうか?
 ■私達は新制度や顧客サービスを促進するために重要な市場影響力を保
  てるのでしょうか?
 私は、今までこれらの問題をただ自分自身と私の会社に問いかけることしかできませんでしたがこれからはALFA全てのメンバーがこの質問に答えていかなければならないと思っています。
 そして、私達の国や収入やあるいは地理的な場所などに関係なくアシステッドリビングを長期ケアのオプションとして加え、利用できるようにするために必要なステップを踏み出し、アシステッドリビングを必要とする全ての人々のために、あなたとあなたの会社の全ての人が加わってくれることを私は望んでいます。

   ALFA 初代会長
    サンライズリタイアメントホーム&コミュニティ社長 ポール・クラッセン

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