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池垣クリニックの紹介 |
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ミニデイケアについて
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来年春よりいいよ介護保険がスタートします。そして春以降遅かれ早かれ40歳以上の肩は全員、介護保険料を徴収されるようになる見通しです。ですがこれはあくまで保険です。出来れば被保険者にはならないことに越したことはありません。
もちろん、もし将来、介護を必要とする身になったとしたらその時にはこの制度は大いに利用させていただきましょう。でも好き好んでこの保険の受給者になろうとお思いですか?
きっと答えは”ノー”だと思います。
当診療所でもたくさんのご年輩の方々を診させて頂いております。その世の中にはだんだんとお家に閉じこもりがちになる場合があります。時に行動範囲はどんどん狭くなり、やがては一日の大半を寝ころんで過ごされるようになります。そうなるとまず足の筋肉がやせ衰えてきますからますます動かなくなり、そして周囲からの刺激も少なくなりますから、脳神経細胞も怠けるようになって。。。介護保険の申請が必要な事態は以外と簡単に訪れてしまいます。人の筋肉や骨は日々使っていなければ驚くほど急速に衰えてしまうものなのです。
プライマリケア(家庭医)として、もし私が担当させていただいている患者様がこんな経過を取るならば断じて手をこまねいて見ていてはいけないと考えました。もちろん血圧や腰痛などの病気を診るだけが医師の仕事と考えれば診療、投薬だけでは責任ははたしているのかもしれません。しかし家庭医として長く診せていただいている場合には出来ることならばこのような状況を避けて頂くようお手伝いさせていただきたいと真剣に考えました。
現在のところ、このようないわば介護保険一歩手前!といった方たちに対するリハビリ療法に対しては行政は全く手つかずの状態です。
そこで当診療所のスタッフは一致団結して”介護保険のお世話にならないために!”をスローガンに99年初夏よりボランティアでミニデイケアを開始しています。と言っても小さな町の診療所ですから立派な設備もなければ経験豊かなスタッフがいるわけでもありません。
あるのは”せめて自分たちの診療所を訪れる患者様には笑顔と生き生きとした表情をいつまでもキープしていただきたい!”という強い願いだけですが。
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