ホスピス
 

● ご主人と共に在宅療養 ●


提供:だいとう循環器クリニック 機関誌「花みずき」より

● Aさんは昭和60年には・僧帽弁手術を・平成7年7月に乳がんの手術を受けられ、その後は安定した状態が続いていました。しかし平成8年7月頃より、背中に痛みが出現。その後下半身の動きが不自由となり寝たきりに近い状態となりました。平成9年3月ょり病院での入院生活を送っていましたが、ご主人が介護を全面的に引き受けるということで、現在、お二人で力を合わせて在宅療養をされています。

◆ Aさんのお身体の調子はいかがですか?

 ・痛みはMSコンチン錠(270mg/日)でほとんどありません。  ・首の痛みもインドメクリ―ムで楽になりました。  ・車イスでの振動の負担もなくなりました。  ・足のしびれが少しあるものの、入院時に比べれぱ動かせるようになりました。  ・食事もおいしく食べれています。おかしも・・・食べ過ぎかな?

◆ 在宅療養が実現できたのは…

  (ご本人) 主人の自由を奪ってしまうのに、介護を引き受けてくれたから。         主人の支えがあったからこそです。   (ご主人) 「家でみるのが当たり前」と思っていました。         母親の世話(骨粗鬆症で寝たきり)もしてきたので、妻の希望は         精神的にも介護面でも抵抗なく受け入れられました。

◆ 在宅療養をされて−ケ月、良かったと思うことは?

 ・子供の顔も毎日見れて、家族と一緒であること。  ・病院の白い壁に囲まれてではなく、住み慣れた家で安心感(落ち着き)がある。  ・台所のガチャガチャという音が聞こえ、生活感を感じる。

  ※私たちクリニックからは往診と全身清拭、洗髪などで定期的にですが訪問    させて頂いています。

indexnext back
[ HOME ]

(C) Copyright by Reference,inc. 1997-2005(無断転載禁止)